名古屋道楽研究所

名古屋在住の一家が生活や趣味のことでわからないことや困ったことをしろうとなりに研究していくブログです.

VW LUPO GTI リフレッシュ計画⑧

電気系トラブル修理

トラブル発生

 物事を続けることは,歳をとればとるほど難しくなるものですね.毎週末ブログを書かないと思いながら気付くと10月も末に...(書き始めた時点で)このままフェードアウトしていくのではと皆さんには,思われていたかと思いますが書きます!続けます!

 気を取り直してリフレッシュ計画⑦で予告していた電気系トラブル修理です.これが以外に大変でした...まずはどんなトラブル発生状況から.調子を確認するために,LUPOで会社に出勤.高速を降りて会社の駐車場に停めようとした際,何やらメーター内にランプがつきました.

駐車するとバッテリのランプが...

 車に詳しい皆さんは直ぐに理解されたと思いますが,そうバッテリが充電されないのです.つまり,オルタネータかその周り配線,あまりないと思いますがバッテリそのものが充電しなくなった等が考えられます.問題は,平日の夜に約40km家まで高速で帰らなければならない事です.仕事が終わり何とかエンジン始動はできたので,悩みましたが高速で自宅に帰ることに.しばらくは何事もなく走っていたものの高速を降りるぐらいから怪しくなってきました.最初にABSの警告灯がつき,エアバック等次々に警告灯が点灯,最後はヘッドライト以外の電気がすべてシャットアウトしました.おそらく電圧低下した際のフェールセーフなのかと.でもまあ何とか自宅について駐車場に車を入れた瞬間にバッテリ切れでクルマはストップしました.ギリギリでした.

勘違いで被害拡大

 充電不良の警告灯がついているのですから,素直にオルタネータを交換すれば良いのですが,ここで勘違いが発生します.その前の週にエンジンオイルを交換したので,「きっとオイル交換の際にフィルターを交換した時に,配線を傷つけたのでは」と配線をチェックしようとして2か所のコネクタを破損させるという追加被害を発生させてしまいました.このコネクタは初めてAliExpressで手に入れましたが,その顛末は別のブログで.

オルタネータの入手

 さんざん配線を壊した後に,いよいよ観念してオルタネータを交換することにしました.まずは,正常なオルタネータの入手です.例のごとくAmazon楽天,Yahooショッピングを探索.みんから等先輩たちのブログもチェック.最初は,純正の90Aでなく大きくした方がよいのかなぁと思い,楽天で大容量のものをチェックしていましたが,気になる記事を発見.信越電装のリビルド「SHINE」のオルタネータ.いわゆる純正品のリビルト品ですが,電圧も14.1vですので信頼性が高く,個人でも取引してくれるそうです.

www.shine-reman.com

 早速メールすると丁寧な対応のメールが着て,確か注文して翌々日にはリビルト品が到着しました.

超狭FFのオルタネータ交換

 FF車のオルタネータを自分で交換するのは実は初めてです.古いFR車は交換したことが20年前ぐらいにあったのですが,その車のエンジンルームはスカスカだったので,難なく交換できました.まずベルトテンショナーの緩め方が国産車と違い,ボルトを回転させることで緩められるのですが,このボルトにある工具がない...やっとのことでベルトを緩めてオルタを外せるところまできたのですが,今度はオルタが色々なところに干渉して取り出せない...結果,タイミングベルトカバーやら吸気系やら(本当に外してよいのか?)を外して何とか取り出すことができました...

色々干渉しているところを外して古いオルタをやっと救出...

 この時点でへとへとでしたが新しいオルタの取り付けにかかります.まずは取り外したオルタとリビルト品の新旧比較です.

新旧オルタ比較

 当たり前ですが同じものですね.リビルト品はケースも綺麗になっているのでやる気がでますね.続いて裏側の刻印やラベルをチェック.

取り外したオルタの刻印

こちらはリビルト品

 どちらもBosch製で14V 90Aと書かれています.Boschの型番でしょうかBR14-H0と記載されていますね.取り外したものはイギリス生産品でリビルト品はスペイン製のようですが,同一のものと考えてよいでしょう.違うものだったら...と心配していたので,ほっとしました.

リビルト品のラベル

 ちょっとピンボケになってしまいましたが,信越電装のリビルト品であることを示すラベルも貼られています.前置きが長くなりましたが取り付けていきます.取り外し同様まずオルタを挿入するのに一苦労.かなりの知恵の輪状態です.ラジエタやらエアコンのコンデンサやらをバンバン傷つけながらようやく取付完了.

リビルト品を取り付け.やっぱり部品が新しくなるのは上がります⤴

 続いて補器ベルトの取り付けです.このベルトはLUPO購入時に前オーナーから譲り受けていた新品があったので,そちらを取り付けます.

交換用の補器ベルト

 どうやらContinental製の様です.取り外したときと同じようにテンショナーをボルトで緩めて取り付けようとしたのですがうまく取りつきません.ストロークが足りずベルトがかからないのです.試行錯誤を繰り返しましたが,やはり取り付けられません.この日はここで終了.

 次の日は気を取り直して下側からアクセス.あっという間に取りつきました.ここまで,エンジンマウントを緩めたりいろいろやってみましたが,あっさりついてしまいました.無知とは恐ろしいです.

ベルトも取りつき作業完了

まとめ

 今回はオルタネータ交換という古い車の基本的な作業を実施しました.今回のリビルトオルタネータの費用は,33,000円でした.これを高いか安いかは人それぞれだと思いますが,私は安心を買ったと考え妥当かなと思っています.ここまでのリフレッシュ費用は,トータル55,366円となりました.

 ブログを休んでいた間に色々作業したので何を書くかわかりませんが,なるべく早く次回⑨を書きたいと思います.よろしくお願いします.