名古屋道楽研究所

名古屋在住の一家が生活や趣味のことでわからないことや困ったことをしろうとなりに研究していくブログです.

VW LUPO GTI リフレッシュ計画⑤ その2

窓落ち修理 その2

ウィンドウレギュレータの修理

 さて,前回その1で破損が見つかったウィンドウレギュレータを修理していきます.修理は折れたボスを面を整えて後ろ側からボルトで留めていきます.

破損したボスをボルトで留めます

 ただし,ボルトで留める側はウィンドウを支えるホルダーが上下に動く場所に干渉するのでボルトの頭を削ります.かなり削らないとあたってしまいますが,何とか取付完了.

干渉しないようにボルトの頭を削ります.

こんな感じに取り付け

クリップの取り付け

 車内に前オーナーが外した部品がありました.この部品の上のゴムの部分でウィンドウを挟んでワイヤーにクリップで留めて上下に動かす仕組みのようです.一緒に破損したクリップもおいてありました.噂通り厳しい作りになっています.破損している部分だけでウィンドウの重さを2か所で支えるのはかなり厳しいかと...

外れていたウィンドウを挟むパーツ

外されていた破損しているクリップ

 試しに新しいクリップだけ取り付けてみました.方向は適当ですが,こんな感じにつくようです.取り付け具合が確認できたので,パーツを組み立てていきます.外れていたウィンドウを挟むパーツをクリップに取り付けます.写真ではわかりにくいですが,なんともしっくりこない取り付け感です.正直,直ぐに外れてしまいそうな感じです.

クリップの返しの部分をマイナスドライバーで広げて何とかしっくり感を増してみました.(あまりやりすぎるとクリップの方が破損しそうですが)最後にドアパネルにレギュレータを取り付けて,樹脂のシートをマスキングテープで補修.無事にパワーウインドウは動作しました.ひと段落です.

クリップだけ取り付けたところ(方向は適当です...)

クリップにパーツを取り付け

クリップの返しを広げて何とか取り付け感をアップ

ドアパネルにレギュレータを取り付けてマスキングテープで補修

内張の補修と取り付け

 ウィンドウレギュレータを取り付けたので,内張を取り付けます.分解時に内張が浮いていたのは,内張の内側にクリップを取り付ける樹脂部分が内張のパネルから外れているのが原因でした.取り付ける前にこのパーツをパネルに接着していきます.今回は合わせて助手席も修理します.写真の様に接着しました.一部パーツが破損していたり,無くなったりしていますが,機能的には大丈夫そうなので良しとしました.

樹脂パーツを接着

 取り付けられていたクリップは半分以上破損していたのでAmazonトヨタ用のものを買っておきました.防音パッドにひかれてこちらを買いましたが,結論付けられませんでした...ほんの少し寸法が違うようです.まあ,こちらはFJクルーザーに使用できればと思っています.(完全な言い訳です.)気を取り直してパネルを清掃して,使えそうなクリップを使って取り付けました.運転席側はほぼ問題ない状態になりましたが,助手席側のクリップが足りず,少し浮いた感じになっています.そのうち純正のクリップを購入して修理したいと思います.鋭い方はお気づきかと思いますが,パワーウインドウのスイッチが両方とも逆につけていました.これは後程直しましたが,写真がないのでこれでご勘弁を.

 今回ウィンドウレギュレータを修理しましたが,作業はそれほど難しくないのですが,取り外す部品が多いのと古い車でところどころ破損しているので,いろいろ修理しながらなので手間がかかりました.でも,パワーウインドウが直って大満足です.

 次は動きがおかしい水温計を修理する予定です.難易度が上がりますが,頑張ります!

運転席側

助手席側